引越し先のご近所さんに挨拶するかどうかの判断基準はありますか?
結論から言うと、そのご近所さんと「何らかの付き合い」が発生する可能性があるかどうか? それが挨拶するかどうかの判断基準です。
一戸建てに引っ越すなら挨拶が必要
たとえば、一戸建ての住宅を購入したとしましょう。そして、隣近所もみんな持ち家だとします。
こういうケースでは、何らかのご近所づきあいは避けられません。場合によっては一生の付き合いになるかもしれません。
逃げも隠れもできないので、さっさと挨拶したほうが無難です。お菓子やタオルなど持って行って、軽く挨拶しておきましょう。
賃貸のアパートに引っ越すなら挨拶は不要
賃貸のアパートに引っ越す場合は、わざわざ挨拶する必要はありません。
というのも、アパートは入居者の入れ替わりが激しくて、挨拶したところで無駄だからです。
しかも、相手はどこの誰ともわからない、素性の知れない人物です。
交流を持って大丈夫な人物かどうか、引っ越してきた時点では判断できません。
特に、若い女性の一人暮らしなどでは、絶対に挨拶すべきではありません。
相手に変な感情を持たせるきっかけになるかもしれず、余計なトラブルに巻き込まれかねないからです。
マンションに引っ越す場合はケース・バイ・ケース
ちょっと悩んでしまうのが、マンションに引っ越すケースです。
新築マンションを購入して引っ越す場合などは、いちおう両隣くらいにはご挨拶しておいたほうがいいかもしれません。
しかし、古いマンションに賃貸で引っ越す場合などは、わざわざ挨拶する必要はないような気もします。
このへんの判断は、物件ごとに臨機応変に対応するしかないと思います。
一番いいのは、不動産屋さんとか管理人さんとか、賃貸契約のときに関わる人たちに、ご近所付き合いの雰囲気みたいなのを聞いておくことです。
ご近所付き合いが活発そうなら挨拶して、ご近所付き合いがほとんどなさそうな雰囲気ならわざわざ挨拶する必要はないです。
とりあえず、引越しの直後に粗品を持って挨拶にいくかどうか別として、日常生活ですれ違うようなときには軽く会釈くらいしておきましょう。
常識的な範囲で挨拶しておけば問題ないと思います。