部屋が狭くて引越しの荷造りスペースがなくて困っているのですが…
荷造りするときは、まず最初に押入れなどから荷物をバーッと引っ張り出さないといけません。
そして、それらをこっちのダンボール、あっちのダンボールと仕分けしながら箱詰めしないといけません。
つまり、荷造りするには、「バーッと散らかすスペース」と、「ダンボール箱を何個か置けるだけのスペース」が必要になるわけです。
この作業スペースが確保できないと、荷造り作業がまったくはかどらなくなってしまいます。
そのため、たとえ部屋が狭いとしても、なにがなんでも、なんとかして作業スペースを確保するしかありません。
荷造りする前に「捨てるべきもの」を捨ててしまう
とりあえず、まず最初にやるべきことは、「捨てるべきものを捨ててしまう」こと。
いわゆる「断捨離(だんしゃり)」っていう作業ですが、思い切ってドンドン捨ててしまうことをおすすめします。
部屋の中を見渡してみてください。余計なものが部屋中にゴチャゴチャ存在していませんか?
作業スペースがないのは、作業スペースすら確保できないほどに余計なものがあふれてしまってるからじゃないでしょうか?
そういった余計なものがあるならチャンスです。それらを捨てさえすれば、荷造りのためのスペースが確保できるということだからです。
ドンドン捨ててしまうのはもったいないと思うかもしれません。
ですが、ドンドン捨ててしまって身軽になるのはとても気持ちがいいものです。ストレス解消になるほどです。
- 引越し先で買い直せるものは捨てる
- 直近1年間で使わなかったものは捨てる
- もしかすると使うかも?と思うものは全て捨てる
絶対に必要なものと、思い出の品だけを残して、あとは全部、ぜ〜んぶ捨ててしまいましょう!
「パレートの法則」によると、あなたの部屋の中に、本当に必要なものは20%しかありません。残りの80%はたいして必要ではない、捨てて問題のないものです。
引越しをきっかけに生まれ変わるつもりで、身の回りのものを一新してしまうことをおすすめします。
荷造りスペースがどうしても足りないなら共用スペースを使う
捨てるものを捨ててしまってもなお、作業スペースが確保できないということもあるかもしれません。
そんなときは、一時的に玄関前の共用スペースに荷物を置かせてもらうといいでしょう。
もちろん、共用スペースに荷物をたくさん出すと、他の住民の迷惑になります。
ですが、荷造りの作業をしている数時間だけ、一時的に置かせてもらうくらいは問題ないんじゃないでしょうか。どうせ出ていくわけですし。
ご近所の人とトラブルになりそうなときは、「すいませ〜ん!ご迷惑おかけしてま〜す!」などと明るくあいさつを交わしましょう。
たいていの場合はそれで問題ないはずです。