【体験談】東京→福岡の長距離引越し! お金がないし安くすませたい
東京から福岡に引っ越したときのこと。この引越しの最大のテーマは「いかにして費用を安くすませるか!」ということでした。
というのも、走行距離1100キロを超える長距離引越しです。いったいいくらかかるんだろうかと、不安で不安でしかたなかったからです。
しかも・・・
引越し費用は全部自腹! なにがなんでも安くしなければ…
当時は、会社を辞めたばかりで無職でした。
社会人になって10年ほど東京に住んでましたが、体調を崩したことなどいろいろな事情が重なって会社を辞めることになったんです。
そのまま東京で再就職することも考えたんですが、地元の福岡に戻ってゼロからやり直したいと思いました。
そこで、このタイミングで思い切って福岡に引っ越すことにしたわけです。
でも、ここで気になったのが引越しにかかる費用のこと。
ふつう、会社の転勤だと、引越しの費用は会社が負担してくれますよね?
ですが、このときはまったく個人的な引越しだったため、引越しにかかる費用はすべて自腹です。
退職金はもらったものの、ムダ使いできる状況でないのはあきらかでした。
そのため、なんとかして少しでも安く引っ越しできないものかと思い、あれこれ調べて試してみたんです。
するとその結果・・・
引越し費用がたったの16万円に!(相場価格50万円?!)
当時は妻と二人暮らしで、2LDKの賃貸アパートに住んでいました。荷物はやや多いほうだったかもしれません。
なので、いわゆるファミリータイプの引越しをイメージしてください。
引越しには「定価」がないので、東京→福岡の引越しがいくらになるかはケース・バイ・ケースです。一概にいくらとは言えません。
ただし、今回の我が家のケースでは、何も対策せずに引越し業者に依頼したら、おそらく「50万円」くらいは請求された可能性があると思います。
いや、それ以上でもおかしくなかったかもしれません。(金額の根拠は、あとで詳しくお話しするので楽しみにしていてください。)
ですが、今回はいろいろ調べて対策したことで、実際の引越し費用を「16万円」まで引き下げることに成功しました。
なんと、50万円−16万円=34万円の節約です!
これってどうでしょう? 自分で言うのもなんですが、34万円の節約ってすごくないですか?
引越しの費用を少しでも安くすませるための実践的なノウハウを教えます!
今回のこの経験からわかったのは、引越しの費用は思ってる以上に安くなるということです。
業者の言い値で契約するとすごい金額を支払わされてしう危険性があります。引越し業者もビジネスなので、それは当然のことでしょう。
ですが、しっかり準備してから価格交渉すると、こちらが優位に立つことができます。つまり、ガンガン値引かせることができるというわけです。
ちなみに、引越しの費用は、次の4つの合計で決まります。
- トラックの使用料
- トラックの燃料費
- 作業員の人件費
- 引越し業者の利益
最初の3つには原価があるので、移動距離や荷物の量でほぼ決まります。
ですが、最後の「引越し業者の利益」は、営業判断しだいでどうにでもなる部分。利益をたっぷり乗せることもありますし、赤字ギリギリに設定することもあるでしょう。
つまり、引越し業者と私たちユーザーのどちらが優位に立っているかで、大きく変わってくるわけです。
今回、この体験談でお話しするのは、この「引越し業者の利益」をいかにしてギリギリまで下げさせるかという実践的なノウハウです。
再現性のあるノウハウなので、あなたも同じような結果を出せるでしょう。
もちろん、信じるか信じないかは、最後まで読んで判断してください。
ですが、これを読み終えたときには、おそらくあなたも「たしかにこの方法なら安くなりそうだな!」って感じてもらえるのではないでしょうか。
ということで・・・
引越し先の新居探しからスタート
体験談をお話しするにあたって、まずは新居探しのエピソードから。(じつはこの中に、引越し費用を安くするポイントが隠れています。それは何でしょう?)
東京にいながら福岡の物件を探すのは無理なので、スカイマークの安い航空チケットを購入して福岡へと飛ぶことになりました。
妻と2人、スカイマークで福岡へ
福岡に着いたらすぐに博多駅前のアパマンショップに行き、希望条件を伝えて部屋探しを始めました。
いくつか部屋を比較してみて、駅近でなかなかいい感じの部屋があったので、その部屋を契約することにしました。
駅チカ、角部屋、3LDKの部屋を契約
ただし、ひとつだけ問題が!
その部屋の住人が引っ越すのが約1ヶ月後らしく、それから内装の直しをしなくちゃいけないとのこと。
この日は3月の中旬だったんですが、5月に入ってからしか住めませんというお話だったんです。
そんなに先なの? という気もしましたが、仕事を辞めたばかりのタイミングで、しばらくフリーを楽しみたい気持ちもあったんです。
そこで、あわてて引っ越さなくてもいいよねと妻と話をして、ゴールデンウィークの混雑が終わった5月の中旬に引っ越すことに決めました。
ということで・・・
お昼に食べたとんこつラーメン
とりあえず新居も決まってひと安心。この日の夜は妻と二人で居酒屋で飲んで、翌日午前中に東京へと帰りました。
さて、「引越し先」と「引越しする日」が決まったら、次は引越し業者選びです。今回は「いかに安くすませるか!」がテーマなので・・・(次のページへ)