【引越し体験談1-1】部屋探しのコツは希望条件を絞り込むこと
引越しすることになったのは、仕事の関係です。次の仕事が、県内でなく県外だったので、引っ越しました。
次の仕事が決まったときは、埼玉県から神奈川県(横浜)まで、つなぎとして派遣で働いていました。
そこで、その帰りに引越し先の茨城県まで行って、引越し先を探しました。
埼玉から神奈川までも、神奈川から茨城までも、茨城から埼玉までも、いずれも電車で2時間ぐらいの距離です。
そのため、首都圏とはいっても、引越し先を探すのは大変でした。
不動産業者を3社回ったのですが、1週間くらいあけて2回茨城県に行きました。
最初の日に大雪になり、寒くて大変でした。2回目に茨城県に行ったとき、まだ雪が残っていました。
首都圏でも、横浜では雪が半日ぐらいで消え、埼玉県では2〜3日で消えたのに、茨城県では1週間たっても残っていたのを覚えています。
やはり気温で比較すると、茨城は寒く、神奈川は温かいようです。
引っ越す前の部屋は、25平方メートルぐらいでしたが、荷物が増えたので、引越し先は、それより広い33平方メートルぐらいの部屋を選びました。
広さは広くなり、マンションの築年数も新しくなりましたが、家賃は安くなりました。
引っ越す前は、3路線の使える駅前で便利でしたが、引越し先は、駅から3キロ以上離れています。
ただし、勤務先には近く、スーパーなどの多い生活に便利そうな場所を選びました。
茨城県は、車社会なので、駅から離れている物件が多いのです。
「最寄駅から徒歩96分」という表記の物件がありました。とても徒歩で行ける距離ではなく、少しも「最寄」でないと思いました。
そのかわり、駐車場は最低でも1台ついていることが多く、2〜3台駐車できる物件もありました。
私は、それまで何回も引越しをしていて、前回が7回目でした。そのため、完全に自分の理想の物件はなかなかないことを経験しています。
家賃、広さ、間取り、立地、築年数、設備など、すべてが理想の物件にこだわっていたら、いつまでたっても見つかりません。
探しているうちに、特に年度末など、よい物件はどんどんなくなっているので、適当なところで妥協して決めるのがコツです。
そのさい、こだわりの条件の優先順位を決め、その上位3つくらいを満たして、点数にして80点くらいの物件が見つかれば、手付だけでもすることにしています。
部屋探しのコツは、希望条件を明確にすること。そして、それらに優先順位をつけて、妥協点を明確にしておくこと。
実際のところ、住んでみないとわからないことも多いです。
「理想だと思ったけれど、住んでみると、こんなところが気になる」「ここが欠点と思っていたけれど、住んでみると気にならなくなった」ということがあるのです。
もし時間に余裕があるなら、昼間と夜間の環境や、夏と冬の環境の違いも確認しておくと安心です。
もしくは、地元の住環境に詳しい不動産の担当者に教えてもらうという方法もあります。
引越し業者は・・・(次ページに続く)