【引越し節約術】平日なら安くなる? お得な引越し日時について
多くの人が、土曜・日曜や祝祭日に引越ししたいと思っています。
そのため、土曜・日曜や祝祭日は少し割高になるのが普通です。引越し業者に足元を見られてしまうため、高めの価格で契約せざるをえなくなるからです。
つまり・・・
引越し費用を節約するには「平日」が狙い目
引越しの費用を節約するためには、あえて土曜・日曜や祝祭日を避けて、平日に引越しするのがコツになります。
平日に引越しするなら、価格交渉もしやすくなるからです。
平日ならどうして価格交渉しやすくなるのか? それは営業マンのニーズや気持ちを考えるとわかります。
まず、営業マンは「この日、このお客さんを逃してしまうと、他にお客さんがいないかもしれないな?」という不安を感じています。
お客さんがいないとトラックや作業員を遊ばせてしまうことになりますよね?
そうなると、トラックの損料や作業員の人件費の分だけ赤字になってしまいます。固定費ばっかりかかってしまうわけです。
企業として赤字では困ってしまうので、営業マンは「多少安くしてでも契約することを優先させようかな」という発想になります。
利益はそんなに出なくても、遊ばせておくよりマシという考え方です。
なので、お客さんが「もっと安くしてほしい!」と言ってきたら、赤字にならない範囲で安くしてあげてもいいかなと思ってくれるわけです。
さらに言えば・・・
引越し費用を節約するには「日時指定無し」が狙い目
引越し業者の営業マンにズバリ聞いてみるといいです。「いつだったら安くしてくれますか?」と。
つまり、引越し業者の都合に合わせてスケジュールを組むわけです。「日時は妥協してあげます。だから、安くしてね!」というギブ・アンド・テイクの交渉術です。
- 「いつなら安くなりますか?」
- 「そちらの都合に合わせるので安くしてください!」
こうすると、たとえば「火曜日の午後、開始時間はフリーでいかがでしょうか?」といった提案をしてもらえます。
これはどういう意味かというと、火曜日の午前中にどこかから荷物を運んできたトラックがあって、荷物をおろした帰りにこちらの荷物を運んでくれるという提案です。
引越し業者としては、空っぽのトラックを走らせるほど無駄なことはありません。逆に、常に荷物を積んで走らせることができれば利益率が高まります。
こういった相手のニーズを満たしてあげることで、引越し費用を安くしてくださいという価格交渉が可能になるわけです。
ということで・・・
引越し費用を少しでも節約するには、平日に引越しするのがおすすめです。さらに言えば、日時指定無しで価格交渉すると、かなり安くなる可能性があります。
平日に引越しするとなると、有給休暇をとるなどしないといけません。
日本人は真面目なので、平日に有給休暇をとることに抵抗感のある人もいらっしゃることでしょう。
ですが、引越しなんてそう頻繁にあることでもないので、こんなときくらい有給休暇をとってみるのもいいのではないでしょうか。