大安がよし!仏滅はダメ?引越しと六曜の意外なカンケイ
進学や転勤、またさまざまな事情で引っ越しが決まったときにまず考えるのは引越しの日取りだったりします。
平日が仕事の場合は土日、不定休の場合は空いている日に合わせて業者に依頼をしますが、同じ曜日でも大安、仏滅などを気にして選んだりもします。
あまり細かいことを気にしない人でも「大安はおめでたい、仏滅はよくない」というイメージは多少でもあるのではないでしょうか。
大安、仏滅、先勝、友引、先負、赤口の6つを六曜といいます。
六曜はもともと中国の占いが起源ですが、日本に伝わってからはカレンダー(暦)に記されるようになりひろく一般的になりました。
では実際問題、引っ越しは縁起がよいとされる日がよく縁起がよくないとされる日は絶対NGなのかというと、気にするかしないか、気になるかならないか次第といえます。
もともと宗教や占いなどを強く信じたり、占いの結果を信じやすい、気にしやすい場合は、六曜を考慮して引越しの日取りを決めた方が不安なく新生活のスタートをきることができるでしょう。
生活を送るなかで、何かトラブルやアクシデントがあっても、「日取りがわるかったからだ…」などと落ち込んだりクヨクヨしなくてすみます。
逆に、占いや細かいことを気にしない人であれば、六曜を気にする必要などありません。それどころか、あえて仏滅に引っ越しをしてトクする、という裏ワザ的方法もあります。
「なんとなく縁起的に・・・」という理由であまりよくないイメージの日取りを避ける人が多いことから、引越し業者の多くは仏滅の日は割引料金を設定しているからです。
同じ曜日、同じサービス内容でも1〜2割引(業者によってはさらにおトクになるケースも!)も安くなることもあります。
なので、費用をなるべ抑えたいという人なら、あえて一般的に縁起がよくないとされる日取りに引越しをするというのも方法のひとつというわけです。
さらに仏滅なら比較的空いていることが多く予約がとりやすいというメリットもあります。
急に引っ越すことが決まった場合や、自分のスケジュールと業者の空きが合わず調整が難航してしまっているといった場合には、あえて他の人が選ばない日取りを指定して問い合わせや見積りをするのもおすすめです。