【体験談】アリさんマークの引越社に見積もりを出してもらいました!
一括見積もりもいよいよ後半戦の4社目です。
プロロのコワモテ営業マンが帰ったあと、今度は「アリさんマークの引越社」の営業マンがやってきました。
こちらの営業マンは、作業着を着てこられて、他社の営業マンとはちょっと違う雰囲気でした。
アリさんマークの引越社の営業マンは信頼感のあるベテランさん
この営業マンさん、いろいろ話を聞いてると、現場での作業経験をかなり積んでらっしゃる「叩き上げ営業マン」だそうです。
なるほど、たしかに他社の「営業だけの営業マン」とはちょっと違う部類の人だというのを、その言動のあちこちにヒシヒシと感じます。
まず、とても情熱のこもった態度でお話しされてるのがとても好印象で、実際の事例を盛り込みながらわかりやすく説明してくれるのもとてもよかったです。
ただ、熱心すぎてちょっと話が長すぎるような気もしましたが(笑)、説明が足りないよりはいいですよね。
ちなみに・・・
アリさんマークの引越社からもらった見積もり特典のおみやげ
見積もり特典のおみやげもいただきました。
おみやげに生活用品をいただきました
1社目のサカイ引越センターさんからはお米をいただきましたが、今回のアリさんマークの引越社さんからはお掃除セットみたいなのをいただきました。
もちろん、「御社に決めるかどうかわからないので受け取れません」と言ったんですが、「みなさんにお渡ししてますので」とのこと。
押し問答するのも時間がもったいないので、ありがたく受け取ることにしました。
こうやっていろいろおみやげをもらえるのも、一括見積もりを利用する隠れたメリットと言えるかもしれません。おみやげをくれるのは、一括見積もりでライバル他社を意識せざるをえなくなるからです。ちなみに、今回利用したのは引越し侍です。
ということで、あいさつも終わって・・・
引越しで多いトラブルのひとつ「エアコン工事の追加料金」について
最初に荷物の量など確認していったんですが、今回の叩き上げ営業マンさんは、目の付けどころが今まで来た営業マンさんとは違っていました。
さすが現場経験が豊富なベテランだけあって、引越しのポイントとして「エアコン工事」について熱く語り始めたんです。
叩き上げ営業マンさんが言うには、引越し先でエアコンを取り付けるさいに、ホースの取り回しなどで追加料金が発生することが多いとのこと。
もちろん、引越し費用にエアコン工事の基本料金は入ってるんです。
ですが、エアコン設置は引越し業者とは別の「専門業者」が入るため、技術的に難しい場合は数万円の追加費用を要求されるケースが珍しくないんだそうです。
そこでおすすめされたのが、アリさんマークの引越社さん独自の「エアコンスーパーパック」というメニュー。
このメニューをつけておけば、基本料金にいくらかプラスしておくだけで、引越し先でエアコン工事の追加費用が発生するリスクを(ほぼ)回避できるとのこと。
叩き上げ営業マンさんが現場で作業してたときに、エアコン工事の追加料金でお客さんとトラブルになることも多かったんだそうです。
現場でお客様の悲しむ顔を見て心を痛めてきたそうで、できればこういうメニューはつけておいたほうがいいと熱く語っておられました。
ということで・・・
気になるアリさんマークの引越社の見積り金額は?
叩き上げ営業マンさんの熱意に負け、「エアコンスーパーパック」をつけた見積もり金額を出してもらいました。
結果は次の通り!
アップでお見せしましょう。こちら。
確定金額「30万円」→「25万円」(応相談)
はい。出ました!
ネット割引30%を適用して11万円引きの約31万円。そこからさらに5〜6万円ほど引いて確定金額25万円(応相談)だそうです。
この「応相談」というのは、「もし契約してもらえるなら、この営業マンが会社に掛け合って25万円にします!」という意味です。
なので、応相談と書いてますが「25万円」で確定と考えていいでしょう。
それにしても・・・
一括見積もりだと「ネット割引30%」が標準で適用される
アート引越センターのときもそうでしたが、一括見積もりで適用される「ネット割引30%」は無視できないほどの破壊力ですね。
アート引越センターは「8万円引き」でしたし、アリさんマークの引越社も「11万円引き」です。約10万円の値引きが、いきなり標準で適用されるわけです。
これってお得だと思いませんか?
今回の事例からもわかるように、引越し費用は一括見積もりを使うか使わないかで天国と地獄のような差になってしまいます。
これが現実なんです!
この事実を知らない人は10万円多く払わされてしまいますし、知ってる人はそれだけで大切な10万円を守ることができます。
だからあなたも絶対に忘れないでください。引越しするときは、一括見積もり経由で業者とやり取りするのが安全だということを。
お互い損しないように気をつけましょうね。
東京→福岡の一般家庭の引越し費用は「40〜50万円」くらいが相場?
アリさんマークの引越社さんの見積もりをいただいて思ったのは、東京→福岡間の相場価格は「40〜50万円」くらいではないかということです。
繁忙期が50万円くらいで、閑散期が40万円くらいのイメージですね。
ここから、一括見積もりを使った場合はネット割引30%が適用されて「30〜40万円」になります。
そしてさらに、ライバル他社との競争などがあると、営業判断でさらに割り引いて「20〜30万円」といった価格帯になってくるのかなと思います。
ちなみに・・・
当然のことですが、引越し業者選びの基準は「安さ」だけじゃないと思います。
作業員の「質」や「各種サービス」など含めて、トータルな評価をすることが大切ではないでしょうか。
とはいえ、プロロさんの「16万円」とアリさんの「25万円」ではやはり差が大きいですよね。
なので残念ながらこの時点でアリさんマークの引越社は脱落ということになりました。営業マンが感じのいい人だっただけに、ちょっと残念な気持ちです。
ということで・・・
引越し費用の見積もり比較表<修正版>
「アリさんマークの引越社」さんの見積もりを修正して、結果をまとめてみましょう。
業者名 | 見積もり金額 | 備考 |
---|---|---|
アリさんマークの引越社 | (確定)250,000円 |
ネット見積もり依頼で30%引き、トラック4トン、作業員の記載なし、エアコン追加費用なし(エアコンスーパーパック) |
ハート引越センター | (概算)273,350円〜 |
スタンダードプラン、作業員3人 |
引越しのプロロ | (確定)160,000円 |
トラック4トン、作業員3〜4人 |
サカイ引越センター | (確定)394,120円 |
せつやくコース、トラックSL(4トン超?)、作業員1人? |
アート引越センター | (確定)175,000円 |
ネット見積もり依頼で30%引き、トラック15平米タイプ(※2トンロング相当?)、作業員2人 |
博多引越本舗 | (概算)170,640円 |
3tトラック、作業員3人 |
※今回は一括見積もりサイト「引越し侍」を利用しました。
ここまで4社の見積もりがそろって、なんとなく相場価格が見えてきましたね。
やっぱり、最初から1社に決めてしまうのではなくて、複数の引越し業者の見積もりを比べてみるのが大切だとあらためて思いました。
次のページでは、5社目となる「博多引越本舗」さんの見積もり訪問(?)の様子を紹介します。はたしてどんな結果になったでしょうか?