【引越し体験談4-1】レンタカーを借りて自分で引越しすることに
それまで3年間住んでいたJR武蔵小金井界隈から、JR品川駅徒歩15分のアパートへ引越しをしました。そのときの話をしたいと思います。
引越しの決め手になったのはアクセス面。勤務地が秋葉原であり、当時住んでいた武蔵小金井からは中央線で片道40分前後を要する状況でした。
新宿以西の中央線沿線は、首都圏で働くサラリーマンやOLのベットタウン。
実際にかかる時間以上に、通勤時の中央線の上り方面・帰宅時の下り方面は都内でも屈指の混雑状況であり、通勤時間にはかなりの負担を感じていました。
そのような状況の中、冬のボーナスが支給されたために、引越しを決意。新たな住まいとして、秋葉原へJRで15分弱の品川を選択しました。
当時の友人・知人の住まいが近かったこともありますが、週末にサーフィンで江の島へ行くことから、神奈川方面へのアクセスが良好なこの街を選んだのです。
アクセス面に加えて、今回の引越しではもうひとつの制約がありました。それは予算が15万円という点。
僕は、武蔵小金井に住んでいたときから、一人暮らしをしていました。
純粋な賃貸ではなく、知人の一軒家の一部屋を間借りしていたために光熱費等は一切かかりませんでしたが、それでも月々の生活はぎりぎりでありほとんど貯金がなかったのです。
そこで引越しに際しては、前払い家賃を除く費用を15万円以内に収まるようにプランを立てました。
まず、初期費用を15万円以内に収めようとする場合、逆算して月々の家賃は6万円以内ということになりました。
もちろん品川という立地条件から考えると、選べる部屋は非常に限られました。結果的に、短期出張のサラリーマンが期間限定で住むような、マンスリーマンションのような物件を選択。
部屋のスペースが狭く、備え付けのベッドと簡易的なデスクでほぼ埋まってしまうのですが、金銭的な面を優先してこちらの部屋を選びました。
また、本来は業者に依頼するはずの引越し作業も、初期費用を節約するために、レンタカーを借りて自前で行うこととしました。
ワゴン車のレンタルは12時間で9千円ほど。高速代や、ガソリン代込みでも1万2千円前後であり、業者に依頼するよりも非常に割安でした。
僕の場合は、大きな荷物が折り畳みベットのみであり、衣服等含めても荷物がかさばらなかったため、このような方法が可能だったのです。
引越し数日前より、自分の荷物を・・・(次のページに続く)