引越しを安く!見積もり比較の3つのポイント&価格交渉のスゴ技
引越しにはお金がかかるもの。
いったいいくらかかるんだろうって不安になりませんか?
実際、「隣の県に引っ越しただけで50万円かかった」なんてビックリするような話を聞くこともあります。
気をつけないと、引越し業者にぼったくられてしまう危険性があるわけです。
ですが安心してください!
これからあなたに、最安値で引越しできる方法を教えます。
あとで「失敗した〜」ってならないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
このページでお話しする内容は、実際の引越しで効果を確認済みです。
再現性バッチリの方法を説明するので、あなたが引っ越しするときも、そのままマネすれば大丈夫です。
こちらの「引越し費用が24万円安くなった体験談」で詳しくお話ししているので、もし興味があれば読んでみてください。
引越し業者はきちんと比較して選ばないと大変なことに!
引越しは「お金」以外にも心配なことがたくさんありますよね?
たとえば、次のようなことも不安になりませんか?
↓↓↓
- 荷物を傷つけられないか?
- 荷物を壊されないか?
- 作業員は礼儀正しいまともな人か?
- 作業員はきちんと教育されているか?
- 作業員はアルバイトばかりじゃないか?
- 時間通りに来てくれるか?
- 壁や床を傷つけないか?
- 壁や床を汚さないか?
- 荷物を積み忘れたりしないか?
- 荷物を確実に運んでくれるか?
- 荷物を紛失しないか?
- 大きな家具など部屋に運び込めるか?
- そのトラックで積みきれるか?
- そのトラックで路地に入れるか?
- 希望する日時に対応してくれるか?
- ダンボールは十分な個数もらえるか?
- ダンボールの追加に応じてくれるか?
- 使用済みダンボールは回収してくれるか?
- プチプチの梱包材ももらえるか?
- 約束したことを守ってくれるか?
- 約束したことが現場に伝わってるか?
- 見積もり通りにやってくれるか?
- 追加料金は発生しないか?
- 近隣住人への配慮はきちんとしてるか?
- 臨機応変に柔軟な対応をしてくれるか?
- 会社として信頼できるか?
- もしもトラブルがあった場合の補償は?
・・・などなど
引越しは安くできるに越したことはないです。
ですが、「安かろう悪かろう」でも困ってしまいますよね?
つまり、引越し業者を選ぶなら、「安さ」と「信頼性」のバランスを考えて選ばないといけないってこと!
引越し業者をしっかり比較して、納得して選ぶことが何より大切なんです。
そのためには・・・
引越し業者を比較するときの3つのポイント
次の3つのポイントを押さえておくと安心です。
まず1つ目のポイントは・・・
引越し業者を「安さ」と「信頼性」で比較するなら、まずはいろんな引越し業者に見積もりを出してもらいましょう。
引越し業者は数え切れないほどあるので、全部を比較するのは無理ですが…
信頼性の高そうな引越し業者を5〜10社ほどピックアップして比較すれば、納得できる業者が2〜3社くらいは見つかるはずです。
ちなみに、いわゆる「大手」といわれる引越し業者だけでもこんなにあります。
- サカイ引越センター
- アート引越センター
- アリさんマークの引越社
- ハート引越センター
- アーク引越センター
- ダック引越センター
- 日本通運
- ハトのマークの引越しセンター
- SGムービング
- 松本引越センター
- ファミリー引越センター
・・・などなど
これはほんの一部で、中小や便利屋みたいなところも含めると、数千社あるともいわれています。
この中からピックアップしましょうって言われても悩みますよね?
そこで、最近ではみなさん「一括見積もりサイト」で比較するケースが多いようです。
一括見積もりというのは、引越し業者を最大10社ほど紹介してくれるサービスです。
あなたがお住いの地域で営業してる業者のなかから、営業実績のしっかりした引越し業者だけを自動的に選び出してくれます。
仕組みや登録方法は、あとで詳しく説明するので楽しみにしていてくださいね。
ここではまず、こういった見積もり比較のサービスがあるんだなってことを知っておいてください!
そして、2つ目のポイントですが・・・
引越し業者を5〜10社ほどピックアップできたら、それぞれの営業担当者に、荷物の種類や量を見に来てもらいましょう。
荷物の種類と量がわかると「トラックのサイズ」と「作業員の人数」が確定するので、正確な見積もり金額を出すことができます。
ちなみに、「ネットだけ」とか「電話だけ」で見積もり金額を確定してくる引越し業者はやめたほうがいいです。
なぜかというと、この手の引越し業者は、引越し当日になってグタグタ言ってきて、金額がドンドン変わってしまう危険性があるからです。
いわゆる「悪徳業者」の典型的な手口なんですね。
なので、必ず、営業マンに来てもらって、実際の荷物の種類と量を確認してもらってください。
トラブルを避ける基本中の基本です!
営業担当者が訪問見積もりに来てくれたら、せっかくなので細かい部分をいろいろ質問してみましょう。
あなたが不安に思ってることについて、具体的にどう対応してくれるかを聞いてみるわけです。
たとえば・・・
- 作業員は全員アルバイトじゃないですよね?
- 追加料金は絶対に発生しませんよね?
- そのトラックでちゃんと積みきれますか?
- 荷物を傷つけないための対策は?
- 荷物を紛失しないための対策は?
- ダンボールは何個もらえますか?
- もしもトラブルがあった場合の補償は?
ちょっと失礼かなと思うようなことも、ズバリ聞いてみてください。
そして、「想定されるトラブルについて、おたくでは具体的にどういった対策をしてるんですか?」と聞いてみるわけです。
これに対して、ていねいな態度で、やさしく、わかりやすく説明してくれる引越し業者は信頼性が高いです。
一方で、不機嫌な態度になったり、きちんと説明できない引越し業者は、やめておいたほうが無難です。
このようにして、引越し業者の「信頼性」を見極めるようにしてください。
引越しで後悔しないためには、信頼できる引越し業者を利用することが何より大切です。
そして、3つ目のポイントですが・・・
信頼性の高い引越し業者を見極めることができたら、いよいよ「価格交渉」です。
価格交渉が苦手っていう人も多いですよね?
ですが、じつはとっても簡単で、決めゼリフ「他社さんはもっと安いですよ!」と言えばいいだけだったりします。
たとえば、サカイ引越センターから「20万円」の見積もりが出てて、アート引越センターが「30万円」と言ってきたとしましょう。
そこですかさず、「サカイさんはもっと安いですよ!」と教えてあげるわけです。
すると、アート引越センターの営業マンは、ライバル他社に負けたくないというプライドを刺激されて…
「では18万円でどうでしょうか?」
といった「がんばり」を見せてくれるかもしれません。いや、おそらくそうしてくれるでしょう。
一括見積もりで「見積もり比較」しさえすれば、価格交渉は本当に簡単です。
ひとこと「他社さんはもっと安いですよ!」と言うだけで、価格がどんどん安くなっていくからです。
実際に価格交渉した体験談もあるので、よかったら参考にしてみてください。
一括見積もりサイトの選び方 - 営業電話のあり・なしがポイント
ここまでお話ししてきたように、安くて信頼できる引越し業者を選ぶには「一括見積もり」が欠かせません。
とはいえ、一括見積もりにもデメリットはあります。
それは、一括見積もりをお願いすると、引越し業者から電話がかかってくることです。
たとえば5社紹介してもらったなら、5社から電話がかかってきます。
7社紹介してもらったなら、7社から電話がかかってきます。
この「電話」がイヤで、一括見積もりサイトを利用するかどうか迷ってる人もいらっしゃることでしょう。
ですが安心してください!
最近では、電話がかかってこない一括見積もりサイトもあるんです。
電話OKという人は、従来タイプの一括見積もりサイトを利用しましょう。
一方で、電話NGという人は、電話がかかってこないタイプの一括見積もりサイトを利用すれば大丈夫です。
どうでしょう? これで不安はなくなりましたよね!
ということで、一括見積もりサイトをここでまとめて紹介します。
あなたのニーズに合う一括見積サイトを見つけてくださいね!
引越し業者の比較に便利な「一括見積もりサイト」に関するQ&A
ここで、一括見積もりについて、よくある質問をまとめておきます。
あなたの疑問も、ここで解決しておいてください。
一括見積もりを依頼すると、なぜ電話がかかってくるんですか?
スケジュール調整する必要があって電話してくるわけです。
この「電話」については、肯定的な意見と否定的な意見の2種類があるようです。
まず、すぐに電話がかかってきたほうが安心するという人がいます。
担当者相手にさっさと具体的な話をしたいとか、待たされるのがイヤといったタイプの人です。
逆に、電話がかかってくるのが苦手って人もいます。
契約を迫られたり、あれこれ売り込まれるのが不安だったり、マイペースで考えたいといったタイプの人です。
いずれにしても、今では「電話あり」「電話なし」の2種類の一括見積もりサイトがあるので安心ですよね。
あなたの利用しやすい方を選んでみてください。
一括見積もりを依頼するのに必要な情報はなんですか?
- 現在の住所
- 引越し先の住所
- 引越し希望日
- 希望時間帯
- 引越し人数
- 名前
- 電話番号
- メールアドレス
- 荷物の種類・数量
- 希望オプション
荷物の情報を入力するのが面倒なら、入力しなくてもOKです。
というのも、入力してもしなくても、いずれにしても営業マンが見積もり訪問しに来るからです。
わかる範囲で、気軽に入力してみてください。
急ぎの引越しでも一括見積もりは利用できますか?
自分で引越し業者を探してると時間がかかってしまうので、一括見積もりで手っ取り早く業者を紹介してもらってください。
「今日中に!」というのはさすがに無理でも、「明日中に!」であれば対応してくれる引越し業者が見つかるかもしれません。
どうしても引越し業者が見つからない場合には、レンタカーを借りて自分で引越しするしかないかもしれないですが…
いずれにしても、一括見積もりは「無料」ですし、ダメ元で申し込んでみる価値はあると思います。
引越し先の住所が決まってない場合でも、一括見積もりは利用できますか?
たとえば、「1ヶ月先の○月○日の予定を押さえておきたい」といったケースですね。
ただし、市区町村くらいは決まってないと、金額がまるっきり変わってしまう可能性はあります。
そこは、引越し業者とうまくコミュニケーションをとってみてください。
一括見積もりを利用したら、絶対に契約しないとダメなんですか?
あくまでも、金額やサービス内容に納得したときだけ契約すれば大丈夫です。
一括見積もりは、あなたが得するためのものです。
あなたが損してしまうような見積もりなら、キッパリお断りしてしまいましょう。
一括見積もりに登録したら、すぐに金額がわかりますか?
また、それぞれの引越し業者からもメールが送られてきて、そこにも各社の概算金額が書かれていたりします。
ただし、この段階で表示されている金額は、あくまでも「目安」と思ってください。
正確な見積もり金額は、各社の営業担当者が「見積もり訪問」をして、細かい条件を打ち合わせしてから決定します。
一括見積もりは、引越しの何日前から利用できますか?
なので、引越し予定日の2ヶ月を切ってるなら、すぐにでも一括見積もりに申し込みしましょう。
最近の引越し業界は人手不足が深刻で、自分が「○月○日に引っ越したい」と言っても、作業員やトラックが確保できないといったことが増えています。
つまり、作業員やトラックの奪い合いが起きてるわけです。
なので、引越し予定日の2ヶ月を切ってるなら、すぐにでも予約を入れたほうがいいと思います。
早め早めに一括査定に申し込んでください。
さて。
ここまでは「やり方」の説明でしたが、それの「具体例」があるとわかりやすいですよね?
そこで・・・
東京から福岡に引越したときの体験談
ここまでの話のエッセンスともいえる、実際の体験談を紹介しましょう。東京から福岡に引越した体験談です。
かなり長距離の引越しです。通常ならかなりの出費を覚悟しないといけません。
あなたならどうしますか?
ぜひ気軽に読んでみてください。これから引越しするなら、イメージトレーニングにちょうどいいかもしれないですね!
第1話 東京から福岡に引っ越すことに
私は以前、東京の某メーカーで研究開発のお仕事をしていました。
具体名は伏せますが、もしかするとあなたも知ってるかもしれない商品の開発に、じつは私もたずさわっていたんです。
やりがいのある仕事でしたが、勤務状況はなかなかハードなものでした。徹夜続きの毎日で体調を崩してしまい、やむなく退職することになったんです。
退職後、いろいろ悩みましたが、生まれ故郷の福岡に戻ることにしました。人生を再スタートさせるのに、それが一番いいと思ったからです。
そこで新居を探しに妻とふたりで福岡へ。博多駅前のアパマンショップでいろいろ物件を見せてもらって、駅からほどよい距離の部屋を借りることにしました。
それにしても驚いたのが、東京と福岡の家賃の違いです!
東京では2LDKの部屋で12万円ほど払っていましたが、福岡では10万円で3LDKの部屋を借りることができたんです。
最初、妻は引越しに乗り気じゃなかったんです。でも、この家賃の違いを知ってから、一気に引越しに前向きになりました(笑)
とりあえず部屋が決まったので、今度は引越し業者の手配をしなくちゃいけません。
今回、東京から福岡の1,100キロを超える長距離引越しです。「いったいいくらかかるんだろう?」と、かなり不安になってきました…
第2話 引越し費用を比較するために「一括見積もり」を利用してみました
じつは以前、車を買い替えたときに、一括査定のサービスを使った経験がありました。
これは複数の中古車買取業者に愛車を査定してもらって、一番高い見積もりを出してくれたところに売るというサービスです。
7年落ちのファミリーカーでしたが、30〜70万円くらいの値がついて、結果的に約70万円での売却となりました。
あの車が70万円で売れたのはびっくりしましたが、その後、新車を買うのにすごく助かったのは言うまでもありません。
そこで、今回、引越し業者を選ぶのにも、一括見積もりのサービスを利用してみようと思いました。
車を売ったときの経験から、これが一番間違いないというのがわかっていたからです。
で、今回利用した一括見積もりはこちらです。
いちおう、証拠画像も載せておきます。
こちらテレビCMなどもやっていて、実際に使ってる人がかなり多いみたいです。
あと、提携業者数も200社以上あるとのことで、ライバル同士で競い合ってもらうには十分な数ではないかと思います。
特にこだわりがないなら、みんなと同じのを使っておくと安心ではないでしょうか?
ちなみに、申込みに必要な情報は「今の住所」と「引越し先の住所」、それと「希望日時」です。
申込みが完了すると、その日、その場所で対応可能な引越し業者が最大10社ほど自動的に選ばれます。
ちなみに、今回は次の6社が自動的に選ばれました。
- サカイ引越センター
- アート引越センター
- 引越しのプロロ
- アリさんマークの引越社
- ハート引越センター
- 博多引越本舗
あとは、各社の担当者から連絡があって、荷物の量などを家まで見に来てくれます。
その場で価格交渉などしながら、最終的な見積もり金額を出してもらうという流れです。
では、実際にどのように価格交渉したか見ていきましょう!
第3話 サカイ引越センターの見積もり価格は?
一番最初に連絡があったのはサカイ引越センターさんでした。
20代と思われる若手の営業マンでしたが、「助かります、助かります」とペコペコお辞儀する、たいへん感じのいい人でした。
まずは荷物の量など見てもらって、カタログを見ながらコースの説明などしてもらって…
で、いよいよ「見積もり価格はいくらですか?」という段階になって驚くような展開が待っていました。
この営業マンさんには金額を決める権限がなかったみたいで、会社に電話をかけ始めたんです。
しかも、上司(?)と連絡がつかないみたいで、会社に戻ってから見積もり書を郵送しますといった具合でした。
こっちとしては「えー? そんなことあるの?」って驚いたんですがしかたありません。後日郵送してもらうことでお願いしました。
そうやって出てきたのが次の見積もり書です。
見積り価格39万4120円(約40万円)だそうです。
まあ、こちらも相場がわかりませんし、この段階ではまだ、この金額が高いのか安いのか判断できません。
これ以上もあるかもしれないし、これ以下もあるかもしれない…
とりあえず、他の引越し業者の見積もりを見てから判断しようと思いました。
第4話 アート引越センターの見積もり価格は?
2番目に来てくれたのはアート引越センターさんでした。こちらも業界最大手のひとつですね。
やってきたのは35歳くらいのシュッとしたイケメンでした。スーツ姿もカッコよく、いかにも女性にモテそうだなぁという印象。
ただし、デキる男っぽいので、「価格交渉は手ごわいかも?」と思わず気を引き締めました。
ですが、その予想はいい方向に裏切られました!
というのも、この営業マンさん、最初からストレートに「一括見積もりでのご依頼でしたよね?」と切り出してきたんです。
つまり、この案件は「ライバルとの価格勝負」ということをわかってるわけです。わかったうえで、勝負に勝とうとしているわけです。
それから荷物の量をチェックして、日時などの条件を確認したら、タブレット端末にパパパッと打ち込んでいきました。
で、おもむろに携帯用プリンターをカバンから取り出して、ウイィィィィーンと見積もり書が出力されました。
それがこちらです。
ズバリ17万5千円。思わず「おっ!」と思いました。さっきのサカイさんと比べると20万円以上安いです!
そういえば言い忘れてましたが、引越しの繁忙期は3月と4月です。この時期は、引越しの費用が2〜3割ほど高くなることを覚悟してください。
需要が供給を圧倒的に上回っているので、どうしても価格が上がってしまうわけです。
それがわかっていたので、今回の引越しは5月後半に予定しました。5月後半になるとお客さんがガクッと減るので、価格が一気に下がってくるからです。
実際、今回お話しした営業マンたちも、みなさんそう言ってたので間違いありません。
会社の転勤とか、大学進学のためとかで引っ越す場合には、スケジュールを選べないことも多いでしょう。
ですが、もしも時期をずらせるなら、3月と4月を避けるだけで2〜3割ほど安くなる可能性があります。覚えておいてくださいね。
第5話 引越しのプロロの見積もり価格は?
3番目に来てくれたのが引越しのプロロさんです。失礼ながら、「引越しのプロロ」という会社があるのをこのときまで知りませんでした。
やってきた営業マンは、先ほどのアート引越センターの営業マンとは真逆のタイプ!
ストライプのスーツに、金ピカの腕時計。眉毛が極細に整えられ、ニラミの効いた鋭い眼光。いかにもヤンチャな印象の人でした。
見た瞬間ブルッてしまい、「ヤベーのが来たな…」と恐怖を感じましたが、「ここでナメられたら終わりだ」と腹をくくりました。
で、このコワモテの営業マンさん。やはりタダモノではありませんでした。
開口一番、「他社の金額、ズバリ教えてもらっていいっすか!」ときたんです。見た目通りの直球勝負! ガチンコのタイマンで夜露死苦です!
そこでこちらも歯をグッと食いしばり「アートさんが17万5千円です」と正直に答えました。
すると、おもむろに携帯を取り出し、「うんうん、アートさん17万5千出てる。うん。わかった」と言って電話を切り…
こちらの目をガッと見据えてこう言いました。「ズバリ16万でやります!」
荷物の量なんて見てません。細かい話は一切してません。他社の見積もりだけ聞いて即決です。
こんなことってあるんでしょうか? あるんです!
まぁ、正直ビックリしましたが、この営業マンさんの「男っぷり」や「生き様」に感動させられました。スゴい人です。
第6話 アリさんマークの引越社の見積もり価格は?
4番目に来てくれたのが、アリさんマークの引越社さんです。
これまでの3人はスーツを着た営業マンでしたが、アリさんマークの営業マンさんは作業服を着た現場経験の長いベテランさんでした。
この方、とてもプロ意識の高い方で、見積もりの細かいところまでとてもていねいに教えていただきました。
なかでもエアコンがらみの費用について熱く教えていただいて、この人の見積もりは信用できるなと感じさせられました。
で、気になる見積もり結果がこちらです。
本当は30万円でも厳しい。でも、プロロさんの16万円が強烈過ぎて、泣く泣くがんばってがんばって「25万円(応相談)」とのことでした。
その代わり、作業のクオリティはどこにも負けないといったことを言っておられましたが…
たしかに、この人みたいなプロ意識の高い人が作業してくれるなら、作業内容に間違いはないだろうという印象は持ちました。
第7話 博多引越本舗の見積もり価格は?
アリさんマークの引越社さんの見積もりが出た後に、少し遅れて博多引越本舗さんから電話がかかってきました。
まず電話で「他社さんはすでに来られたんですか?」といったことを聞かれたので、「すでに4社来られました」「最安で16万円が出てます」と返事しました。
すると、電話口で絶句して、「ちなみにどこの業者さんですか?」とのこと。
正直に「プロロさんです」と答えると、「あー、すいませんがギブアップです」とのことでした。
これを聞いて確信したのが、やはりアリさんの営業マンさんが言ってた「25〜30万円」くらいが損益分岐点なのかなということです。
あのくらいのベテランが言うんだから間違いないでしょう。
つまり、アートさんの17万5千円と、プロロさんの16万円がずば抜けて安いということ。
おそらく、ライバル他社を圧倒するために、プライドをかけて出してきた金額なんでしょう。
第8話 ハート引越センターの見積もり価格は?
最後、6番目に来てくれたのがハート引越センターでした。
ちょっとぽっちゃりな癒やし系の営業マンさんで、ハート引越センターという社名にぴったりな印象の人でした。
で、結論から言うと、プロロさんの16万円という金額を聞いた瞬間に、あっさりギブアップされました。さすがにムリとのことでした。
この営業マンさんが言うには、運搬だけで原価25万円、これに人件費とか加えると利益ゼロでも30万円以上になるとのこと。
やっぱりそうなんだなーと納得してしまいました。
引越し費用を一括見積もりで比較した結果のまとめ
ということで、見積もり比較をした結果、今回は16万円という驚異の金額を提示してくれた「引越しのプロロ」さんにお願いすることにしました。
ちなみに、なんでこんなに安いのか聞いてみたところ、ちょうど帰りのトラックがあるのでそれに乗せますとのことでした。
つまり、福岡から東京に荷物を運んできたトラックがあるので、(利益にならなくても)空っぽのまま帰らせるよりはマシという意味です。
そして、やはり「一括見積もり」は効果的だったと思います。
価格交渉のときに「一括見積もりです」というだけで、業者の本気度がまるっきり違ったからです。
交渉事は優位に立ったほうが勝ちです! だからこそ、一括見積もりで比較したほうがいいわけです。
ということで・・・
引越しについて「よくある質問Q&A」
ここまで「引越し費用を安くするにはどうするか」というテーマでお話ししてきました。いかがでしたか?
重要なポイントはほぼすべてお話ししたので、あなたも引越しについてかなり詳しくなったんじゃないでしょうか?
とはいえ、まだ疑問点が多少残ってるかもしれません。そこで、最後によくある質問をQ&A形式でまとめておきます。
これで頭の中をスッキリさせてくださいね!
引越し業者の営業マンと価格交渉するときは、強気で交渉すべきですか?
交渉というのは、本来とても難しいものです。お互いの信頼関係をつくりながら、押したり引いたりの駆け引きが求められます。
高度なスキルが要求されますし、経験を積む必要もあります。しかも、引越し業者の営業マンは、価格交渉のプロです。あなたより交渉のスキルは上と思って間違いありません。
圧倒的に不利な状況…
こんな状況では、「あなたvs営業マン」ではなく、「営業マンvs営業マン」の勝負に持ち込むのが正しいやり方です。つまり、ライバル業者同士で見積もり価格を競い合ってもらうわけです。
たとえば、営業マンが「20万円です」と言ったら、「他社さんは15万円ですよ」と教えてあげましょう。下手な価格交渉などしなくても、これだけで金額はどんどん安くなっていきます。
引越しの費用が安くなる時期はいつ頃ですか?
結論から言うと、5月から2月の期間は引越し費用が比較的安いです。というよりも、この時期は適正価格と考えていいでしょう。
一方で、3月と4月は引越し費用が高くなります。言うまでもないですが、年度が切り替わるタイミングなので、会社や学校の都合などで引っ越さないといけない人が多いからです。
なので、もし可能であるなら、3月と4月を避けて引越しのスケジュールを組むのがいいでしょう。
一方で、もし不可能であるなら、せめて早めに引越し業者に連絡してみてはどうでしょうか?
トラックの手配が難しくなる前にスケジュールを押さえてしまえば、多少は割引が効くかもしれません。
引越し業者のキャンペーンを利用すれば安くなるでしょうか?
引越し業者のなかには、いろいろなキャンペーンをやっているところがあります。
つまり、「うちを利用すれば○○キャンペーンで安くなります。お得です」と言ってるわけです。
ですが、考えてもみてください。
引越しの費用には「定価」がないですよね? ってことは、たとえば「早割キャンペーンで2割引」などと言われたところで、信用できないですよね?
つまり、「2割引して10万円です」などと言われたところで、本当に2割引してくれたのか、2割引したと言ってるだけなのか判断できないわけです。
なので、引越し業者が言ってる「割引キャンペーン」は、大きな声では言えませんが「???」です。当てにしすぎないほうがいいでしょう。
引越し費用を安くするには「平日の午後」がいいというのは本当ですか?
引越し費用を安くするには「平日の午後」を選ぶべきという話を聞くことがあります。ですが、実際にはケース・バイ・ケースです。
引越し業者と話をしているときに、相手から「この日の午後なら少し安くできると思います」といった提案があることがあります。
こういったケースでは、たしかに安くなるわけです。
一方で、こちらから「この日の午後なら安くなりますか?」と聞いても、安くなるかもしれませんし、安くならないかもしれません。
つまり、ケース・バイ・ケースということです。
大切なことは、相手の都合になるべく合わせてあげること。そういう気持ちを示せば、お得な提案がもらえる可能性はあります。
引越し単身パックを使ったほうがいいかどうかはどうやって判断すればいいですか?
引越し単身パックを利用するかどうかは、引越し業者の営業マンが判断してくれます。荷物の量をチェックして、単身パックで大丈夫そうだと判断したら、単身パックで見積もりを出してくれます。
なので、引越し単身パックを利用するかどうかを自分で悩む必要はありません。
ちなみに、一括見積もりなどで複数の引越し業者を比較する場合、他社は単身パック扱いなのに、ある1社だけがそうでないプランで見積もり書を出してくるケースがあります。
見積もり金額に違和感がある場合には、各社がどういったプランで見積もっているのかを確認して、他社となぜ違うのかを質問するといいでしょう。
引越しで使うダンボールは、どのくらい用意しないといけないのでしょうか?
ダンボールがどのくらい必要になるかは、引越し業者の営業マンがおおよそ見積もって用意してくれます。なので、自分で判断したり用意したりは必要ないです。
ちなみに、先ほど紹介した引越し事例では、大きめのサイズのダンボールを30箱、小さめのサイズのダンボールを20箱用意してくれました。
当時は2LDKの部屋に夫婦2人で住んでいましたが、不要な荷物を断舎離(だんしゃり)するなどしたら、この個数でちょうどいいくらいでした。
もし一括見積もりを利用しないとしたら、どうやって見積もりを集めるといいでしょうか?
もし一括見積もりを利用しないで見積もりを集めるなら、まずはお住まいのエリアの引越し業者を探すところからはじめましょう。
ネットで、たとえば「吉祥寺 引越業者」などと検索してみるわけです。あるいは、手元に電話帳があるなら、そういったものを利用してもいいでしょう。
エリア外の引越し業者だと断られるかもしれないですが、そこは交渉しだいですね。
引越し業者をいくつかピックアップしたら、ひとつずつ電話をかけてみてください。何月何日ごろに引越しを予定しています、見積もりをお願いしますといった具合です。
一括見積もりを利用するのが手っ取り早いですが、ひとつずつ自分で依頼するのもいい経験になるかもしれないですね。
引越し業者に申し込みをするのは、最短でどのくらいと考えればいいでしょうか?
自分でトラックを借りて、自分で荷物を運ぶのであれば、突貫工事的に2〜3日で引っ越すこともできるかもしれません。
ですが、引越し業者に運搬をお願いするのであれば、なるべく早めに申し込みしなくちゃいけません。なぜかというと、トラックや作業員の確保ができない場合があるからです。
もし時間がない場合には、時間がなくてもやってくれる引越し業者を探して、その業者の「言い値」で契約するしかありません。
それがイヤなら、最低でも1ヶ月は余裕を見て申し込むべきでしょう。
ちなみに、引越しするには荷造りしなくてはいけませんが、これがなかなか大変な作業です。思ってる以上に時間がかかってしまうので、そういう意味でもなるべく早めがいいですね。
引越しで一番めんどくさいのが「荷造り」です。なるべく早めに取りかかって、当日までに間に合わせないといけません。荷造りをスムーズに進めるためのポイントを6つご紹介しておきます。
引越し業者の見積もり書を比較するときに注意すべきポイントは?
引越し費用を安くするのに便利な一括見積もりですが、金額だけで判断すると間違ってしまうことがあります。つまり、A社、B社、C社 …で、見積もり条件が違っていることがあるわけです。
そもそもの条件が違えば金額が変わってくるのも当然のこと。
高いと思っていたら変な条件が追加されていたとか、安いと思っていたら必要な条件が入ってなかったなんてことがありえるわけです。
たとえば、トラックの大きさが他社と違うなど、他社の見積もりと見比べて違ってるところがあればいちいち確認するようにしてください。
すると、高かった業者がいきなり安くなったり、安いまま契約して追加料金を請求されるなどのトラブルを避けることができます。
見積もり比較以外に、引越し費用を安くするいい方法はありますか?
引越し費用を安くするためには、「荷物をできるだけ減らす」ことを意識してみてください。
なぜかというと、荷物の量を減らすことで、より小さいトラックで引越しできるかもしれませんし、作業員の人数を減らすこともできるかもしれないからです。
荷物の量がいろんなところに連動して、引越し費用が安くなるわけです。
なので、まずは押入れの中とかを全部引っ張り出してきて、ここ2〜3年ほど使ってないモノをドンドン捨てていきましょう。「もしかすると使うかも?」というモノも使わない可能性が高いので捨てていきましょう。
そのうえで「見積もり比較」も合わせてやってもらえれば、かなりお安く引越しできるはずです。
引越しするなら、やっぱり知名度が高い大手引越し業者を選んだほうがいいのでしょうか?
「引越し」という言葉を聞くと、テレビCMなどでおなじみの大手引越し業者の名前がパッと頭に浮かぶかもしれません。
これら大手引越し業者を選んでおけば、たしかに、ひとつひとつの作業内容に安心感があるのは事実だと思います。家具を壊して保証してくれないなどのリスクは少ないかもしれません。
ただし、いわゆる「費用対効果(コスパ)」で考えると、支払う金額に満足できるかどうかはケース・バイ・ケースです。大手という安心感の一方で、余計なコストまで支払わされている可能性もあるわけです。
大切なのは、費用と信頼性のバランスではないでしょうか? なので、見積もりを比較して、担当者さんの話をよく聞いて、総合的に判断するほうが無難かもしれません。
悪質な引越し業者を見分ける方法とかあるのでしょうか?
悪質な引越し業者の特徴は、こちらが納得していないまま、強引に契約を進めようとするところです。
ときには高圧的な態度で迫ってくることもあるでしょう。あるいは、細かい説明をしたがらないこともあるかもしれません。
契約書の文字がやたら小さいとか、説明につじつまが合わないこともあるでしょう。何もかもあいまいなまま、強引にダンボールを置いていくなんていう手口もあります。
いずれにせよ、悪徳業者に引っかからないための一番手っ取り早い方法は「一括見積もりで優良業者を紹介してもらう」ことです。なぜなら、悪徳業者は一括見積もりのサービスと提携できないからです。
一括見積もり経由で紹介される引越し業者を利用するのが、自分の身を守る意味で安心ですね。
引越し業者との間でトラブルにならないために注意すべきポイントは?
引越し業者とトラブルになる可能性があるのが、「追加費用」に関することと、「作業内容」に関することです。
追加費用のトラブルとしては、営業マンと作業員との間で情報共有ができてないケースや、営業マンがこちらにきちんと説明していなかったとか、いろんなケースがありえます。
作業内容のトラブルとしては、家具を落として壊してしまったり、床や壁を傷つけてしまったり、あるいは、荷物を紛失したとか、近隣住民とトラブったなんてこともあります。
どの引越し業者でも、こういったトラブルを完全に防げるわけではありません。トラブルが起きることを前提にして、トラブルが起きた場合にどうするかを事前に確認しておくといいでしょう。
ガムテープとか、プチプチシートとかも引越し業者からもらえますか?
引越しで大量に必要になるのがダンボール・ガムテープ・プチプチシート(エアーキャップ)です。他にも、新聞紙などあると便利ですよね。
こういった引越しの必需品は、引越し業者に言えばタダでくれたりします。というよりも、最近は何も言わなくても用意してくれるのがふつうです。(新聞紙は無理かもしれません)
実際、先ほど紹介した引越し事例でも、こちらからは何も言いませんでしたが、ダンボール・ガムテープ・プチプチシートをあたりまえのように用意してくれました。
営業マンに「ダンボール、ガムテープ、プチプチシートはもらえるんですよね?」と言ってみてください。相手も契約をまとめたいので、「もちろんです!」と言って用意してくれるはずです。
引越しにともなう手続き関係にはどのようなものがありますか?
引越しにともなう手続きとしては、引越し業者の手配、大家・不動産会社への連絡、役所への転出届、ガス・電気・水道などの連絡などなど、いろいろあります。
- 引越し業者の手配
- 大家・不動産会社への連絡
- 役所への転出届・転出届
- ガス・電気・水道会社への連絡
- 郵便局への連絡
- NHKへの連絡
- 電話・インターネット関係の手続き
- 個人的な関係者への連絡
- 免許証や車関係の手続き
- その他
あらかじめチェックシート(やることリスト)をつくって、優先順位の高いものからもれなく手続きしていってください。
引越しが決まったら、まずは全体の流れを確認して、スケジュールをたてましょう。引越しは、やることがとても多いです。スケジュールを最初に考えておかないと、バタバタしてしまいます。
引越しの当日は、作業員が荷物を運び出してるのを見てるだけでいいのでしょうか?
引越しの当日は、荷物の運び出しは業者に全部おまかせしてかまいません。見積もりの条件で「お客様も荷物の運び出しを手伝う」となってないかぎり、見ているだけで大丈夫です。
その代わり、あなたはあなたにしかできないことに集中しましょう。たとえば、荷物を運び出したあとの掃除とかですね。
他にも必要に応じて、大家さんとやり取りするとか、近隣の人にあいさつするとか、あなたにしかできないことがいろいろあるはずです。そういったことを重点的にやっていきましょう。
荷物の運び出しが終わったら、積み残した荷物がないかどうかチェックするのもあなたの仕事です。荷物運びはしなくても、意外とやることは多いはずです。
荷物の梱包までお願いできる引越しプランだと、本当に何もしなくていいのですか?
荷物の梱包までお願いできるプランを選べば、基本的には荷造りをする必要はありません。当日に全部、作業員がやってくれます。
当日に荷造りなんてできるのかと思うかもしれませんが、これがちゃんとできてしまうからビックリです。
なぜそれが可能かというと、たとえばお皿やグラスを運ぶための専用ケースなどがちゃんとあって、いちいち包んだりせずにポンポン入れていくだけでよかったりするからです。
ただし、梱包作業をしながら「これはどうしましょう?」といった質問をされたりするので、基本的にはずっと見てないといけません。
貴重品の管理とか、プライベートな荷物についても自分で管理したほうがいいでしょう。なので、100%すべてをおまかせするというわけにはいかないと思います。
時間指定なしの引越しプランとは具体的にどのようなものですか?
時間指定なしの引越しプランというのは、「他の家庭の荷物を積み込んでから(あるいは降ろしてから)おうかがいします!」というものです。
つまり、午前中に他の家庭の引越し作業をすませてから、その後にこっちに来てくれるというわけです。
そのため、何時何分というのは当日になってみないとわかりません。ですが、引越し業者の都合に合わせてあげることで、多少安くなるのは魅力的です。
ちなみに、「他の家庭の荷物を積み込んでから」こっちに来るケースでは、まず2つの家庭の荷物を1台のトラックに相乗りさせます。
そのまま引越センターに戻って、別々のトラックに積み替えてから、それぞれの引越し先に運搬されるという流れです。
3月末の繁忙期に引越しせざるをえないのですが、安くする裏技はないですか?
3月末は引越しの超・超・超・繁忙期です。この時期に引っ越すとなると、かなり割高な費用を請求されると思っていいでしょう。
そもそも、予約がいっぱいすぎて、断られてしまうことすらあります。「お金ならたくさん払いますからお願いします!」と、こちらが頭を下げなければならないほどです。
こういう時期に安くしてもらうにはどうするかですが、見積もり比較するのは当然のこととして、熱意を込めた「価格交渉」も必要になってきます。
つまり、ダメ元であっても「安くしてください!」とお願いする必要があるということです。
あとは、時間指定なしにするなど、相手のニーズに合わせて妥協できるところは妥協しましょう。相手も鬼ではないので、多少は割引に応じてくれるはずです。
引越しの一括見積もりには、なにかデメリットはないのでしょうか?
見積もり比較するメリットは、繰り返しになりますが「引越し費用が安くなる」ことです。引越し業者同士の競争原理が働いて、余計な費用がドンドン削られていくからです。
しかし、見積もり比較するには、たくさんの見積を集めるのが「めんどくさい」というデメリットがありました。そのエリアの引越し業者を探したり、いちいち電話をかけたりするのがとにかくめんどくさかったわけです。
そのデメリットを解消するために出てきたのが「一括見積もり」のサービスです。
つまり、そもそもデメリットを解消するために登場してきたのが一括見積もりのサービスなので、それ自体には特にデメリットはないと考えて大丈夫です。
以上、引越しに関連してよくある質問をまとめてみました。いかがでしたか?
実際に引越しするとなると、いろいろと悩んでしまうこともあるでしょう。そんなときに、またあらためてこのページを開いてみてくださいね。
ということで・・・
【結論】引越し費用を安くするには?
これから始まる新しい生活。新しい場所で、新たな気持ちで、あなたの人生の新しい1ページがスタートします。
きっとワクワクする気持ちでいっぱいでしょう。いや、もしかすると、ちょっと不安な気持ちでしょうか?
でも大丈夫! あなたの前にはチャンスがいっぱいです。
今回、「引越しの費用を少しでも安くするには?」というテーマでお話をしてきました。
なぜ、わざわざこんな話をしてきたかというと、引越しの費用を少しでも節約して、その節約したお金は新生活のために使ってほしいからです。
考えてみてください。もしも引越しの費用を節約できたら、あなたはその節約したお金を何に使いますか?
新しいテレビを買いますか? それとも、新しい洗濯機を買いますか? 新しい冷蔵庫を買うのもいいですし、新しい掃除機を買うのもいいですね。
新しいソファーもほしいですよね。カーテンを新しくして、部屋の雰囲気を変えるのもいいかもしれません。
あるいは、そういったモノを買うのではなくて、何か自己投資に使うのはどうでしょう?
たとえば、資格をとるために使ったり、エステなどの美容関係に使ったりするのも立派な自己投資です。
あるいは、ビジネスに役立つパリッとしたスーツを、オーダーメイドで仕立てるのもいいですね。
お金って、とっても大切なものです。お金がすべてではないですが、でもお金があるといろんな可能性が広がります。
だからこそ、節約できるお金はしっかり節約してほしいと思います。そして、あなたにとって本当に意味のあることにお金を使ってほしいです。
引越し業者の見積もりには、利益がたっぷり乗っかっています。つまり、業者の言い値で契約してしまうと、私たちがそれを支払わされてしまうわけです。
これは本当にバカバカしい!
引越しの費用は、ちょっとした工夫でびっくりするくらい安くなります。それもそのはず、引越しには「定価」がないので、いくらにするかは営業判断でなんとでもなるからです。
業者は本当にしたたかです。ガッポリ取れそうなお客さんからはガッポリ取りますし、ちょっと手強いお客さんが相手なら赤字にならない程度で安くしてくれます。
この差はまさに天国と地獄。だからこそ、あなたは「ちょっと手強いお客さん」にならなくてはいけません。
引越し費用を安くするには、まず基本中の基本として、運搬する荷物をできるだけ減らしてください。
より小さなトラックで運搬できたり、作業員の人数を減らすことができたら、それだけ引越し費用が安くなるからです。
そしてもうひとつ。価格交渉でこちらが優位に立つために、複数の業者から見積もりを必ず集めてください。
ライバル業者同士で価格競争させれば、引越し費用は自動的にドンドン安くなっていくものだからです。
見積もり比較には、便利な一括見積もりを使いましょう。一括見積もりを経由するだけで、営業マンはライバル業者を意識せざるをえなくなるからです。
ということで、以上でお伝えすべきことはすべてお伝えしました。これだけやってもらえれば準備はOKです!
さあ、さっそく見積もり比較から始めましょう。引越し費用をしっかり節約して、納得いく引越しをしてください。あなたの幸運を祈っています。
一方で、電話でいろいろ聞きたい場合には、緑色の「見積もり」を選びましょう。最大10社を紹介してもらえます。