【体験談】アート引越センターに見積もりを出してもらいました!
1社目の「サカイ引越センター」さんが帰ったあと、2社目の「アート引越センター」の営業マンが見積もり訪問にやって来ました。
30代前半くらいでしょうか。スーツ姿がビシッと決まった、なかなかのイケメン営業マンです。
イケメンだけにクールで冷たい印象もあり、価格交渉するにはちょっと手ごわそうなイメージもあります。
イケメン営業マンにもらった名刺
イケメン営業マン「一括見積もりでのご依頼でしたよね? 先に見積もり訪問に来た業者はありますか?」
私「さっきサカイ引越センターさんが来てたんですけど、この場で決められないとか言って帰っちゃったんですよね」
イケメン営業マン「えー、そんな営業マンいるんですか・・・??」
私「いたんですよね。私もびっくりしました。新人さんっぽかったですけど」
イケメン営業マン「ふーん、ということは、まだどこも見積もり出てないってことですね? 何社来るんですか?」
私「全部で6社です。実質的にアート引越センターさんが1社目になりますね」
イケメン営業マン「なるほど。分かりました。では荷物の量から確認させてください」
ということで、さっそく各部屋をまわって(といっても2LDKですが)、荷物の量などを確認し始めました。
ひと通りチェックし終わると、「ちょっとテーブルと椅子をお借りしてよろしいでしょうか?」と言い、おもむろに「タブレット型の専用端末」と「小型プリンター」をカバンから取り出しました。
イケメン営業マンさんの様子を見てると、無言でタブレット端末にあれこれ打ち込んでいきます。
どうやら、本部のネットワークとつながってるみたいです。
そして、データ打ち込みが終わると、プリンターが「ウイィィィーン!」と動き出し、キレイな見積もり書が完成しました。
こちらができあがった見積もり書!
さすが、大手引越し業者はシステムが充実してますね。
プリンターまで持参してくるとは思ってなかったので、ちょっとビックリしてしまいました。
で、肝心な「見積り金額」ですが、アップでお見せしましょう。
こちら!
確定金額「175,000円」
アート引越センターさんは、17万5千円という結果でした。
ハート引越センターさんの概算が「約27万円〜」となってたのと比較すると、相場価格より10万円以上安くなってる可能性がありますね。
このイケメン営業マンさん、最初に「一括見積もりでのご依頼でしたよね?」と言ってたので、ライバル他社をかなり意識してたのは間違いありません。
だからこその「17万5千円」だと思いますし、これこそ一括見積もりの破壊力と言っていいでしょう。
※今回使った一括見積もりは引越し侍
ちなみに・・・
アート引越センターとサカイ引越センターで2倍以上違うのはなぜ?
この時点ではまだ分からなかったんですが、後日郵送されてきたサカイ引越センターさんの見積もりは2倍以上の「約40万円」でした。
アートさんもサカイさんも、どちらも大手の引越し業者ですが、どうしてこんなにも大きな差がついたんでしょうか?
見積もり書をよくよく見てみると・・・
トラックの大きさが違う & ネット割引30%
アート引越センターさんの見積もりでは、トラックが15平米タイプ(2トンロング相当)で設定しているようです。
一方で、サカイ引越センターさんの見積もりでは、4トン超クラスのトラックに設定してありました。
両者の金額の差は、単純にこの「トラックの種別」の違いが大きいのかなという気がします。
もちろん、どっちのトラックが正解なのかは、一般の人に判断するのは難しいと思います。専門家でも意見が分かれるということでしょう。
それともうひとつ!
アート引越センターさんの見積もり書によると、「インターネット割引30%」が適用されています。つまり、一括見積もりを利用したことで、いきなり30%引きになったというわけです。
今回のケースだと約8万円の値引きになっていて、この部分も両者の大きな違いになっているようです。
いずれにしても、引越しの見積もりについては、素人ではわからないことが多いですよね?
適正なトラックのサイズなどわからないのが普通ですし、作業員の人数とか、見積もりの細かい部分をチェックするのも難しいです。
やはり複数の引越し業者に見積もりを出してもらって、いろいろ話を聞いてみて、比較しながら適正価格を見極めるのが一番安全ではないでしょうか?
ところで・・・
強気で価格交渉するつもりでしたが
最初は、見積もりを出してもらった時点で、思いっきり値切り交渉するつもりでした。
ですが、「17万5千円」という金額は思ってたよりいい感じの金額だったので、ヘタに騒ぐよりも、このままそ〜っとしておいた方がいいような気がしたんです。
それで、アート引越センターさんについては、値切り交渉せずこのままで受け取りました(笑)
見積もり書を受け取ったあとは、カタログを見ながら、見積もりで想定したプランの説明をしてもらいました。
今回の見積もりで想定した引越しプランは「基本コース」
ちなみに、今回は「基本コース」というもので見積もりしたそうです。荷造り・荷解きを自分でやる普通のプランですね。
カタログの説明が終わったら、荷造りの注意点とか、そういったもろもろのことを教えてもらいました。
たとえば貴重品は自分で管理しましょうとといった話ですね。
ちなみに、引越し当日になっても荷造りが終わってなかったとします。
この場合、作業員さんに箱詰めを手伝ってもらったら、1箱あたり1,200円(当時)かかるんだそうです。
5箱で6,000円。10箱で12,000円。荷造りは早めに済ませたいものです。
引越し費用の見積もり比較表<修正版>
ということで、「アート引越センター」さんの見積もりを修正して、結果をまとめてみましょう。
業者名 | 見積もり金額 | 備考 |
---|---|---|
アリさんマークの引越社 | 提示なし |
|
ハート引越センター | (概算)273,350円〜 |
スタンダードプラン、作業員3人 |
引越しのプロロ | 提示なし |
|
サカイ引越センター | (確定)394,120円 |
せつやくコース、トラックSL(4トン超?)、作業員1人? |
アート引越センター | (確定)175,000円 |
ネット見積もり依頼で30%引き、トラック15平米タイプ(※2トンロング相当?)、作業員2人 |
博多引越本舗 | (概算)170,640円 |
3tトラック、作業員3人 |
※今回は一括見積もりサイト「引越し侍」を利用しました。
とりあえず2社の見積もりが集まりましたが、両者の差が大きいのが気になるところです。どっちかが間違えているのかもしれませんね。
とりあえず、残り4社の見積もりを確認してから最終判断したいと思います。
次のページでは、「引越しのプロロ」さんが見積もり訪問しにきたときの話です。
ちょっとヤンチャな印象のコワモテな営業マンさんがやって来たんですが、はたして無事に見積もりをもらえたでしょうか?