<手順8>いよいよ引越し当日!荷物を運び出してトラックで運搬する
いよいよ引越し当日。一生懸命にまとめた荷物を、部屋から運び出すときがきました。
ということで、引越し当日の「荷物の運び出し」では、どんなことに注意するといいかお話ししたいと思います。
荷物の運び出しは手伝うべき? それとも引越し業者にまかせる?
引越し当日の「荷物の運び出し」は、基本的には引越し業者さんが全てやってくれます。
お金を払っているわけですし、当然のことです。
でも、ちょっと待ってください!
もしかすると、あなたも荷物の運び出しを手伝わないといけないかもしれません。
値段を極限まで値切った場合など、もしかするとあなた自身も作業員のひとりとしてカウントされているかもしれません。
この場合、自分自身か、お友だちなどを1人出すことが前提になっているので要注意です。
今すぐ見積もり書を出してきて、「見積もり条件」がどうなってるか確認してください。
引越し当日はやることがいっぱい! あなたはあなたしかできないことをやるべき
作業員のひとりとしてカウントされていないことが確認できたら、荷物の運び出しは作業員さんにおまかせしてしまってください。
そして、あなたは「部屋の掃除」などを重点的にやっていきましょう。(部屋の掃除については次のページ)
とはいえ、荷物の運び出しを「任せっぱなし」にするのはやめた方がいいです。
というのも、作業員さんが「でたらめな作業」をするケースがたまにあるからです。
引越し業者の作業員さんは、プロ級の人ばかりとはかぎりません。
たまに、非常に技術の低い作業員さんがいるので、作業状況をさり気なく観察することをおすすめします。
- 荷物を荒っぽく扱ってないか?
- 壁や天井にぶつけてないか?
- 非常識な行動をしてないか?
おかしな行動がある場合には、そのつど口頭で注意したほうがいいです。
チンピラっぽい作業員で注意しにくいときは、「注意」ではなく「お願い」のような感じで言うといいかもしれません。
必要に応じて証拠写真(あるいは動画)を撮るなどしておくといいです。
部屋の掃除をしながら、たまにトラックへの積み込み状況など、さり気なく見に行きましょう。
これはつまり「あなたの作業っぷりを見てますよ!」という無言のメッセージを作業員に伝えるためです。
作業員さんたちの仕事ぶりを監視していることが伝わると、緊張感を持って作業してくれるようになります。
ちなみに、引越し作業で荷物等を破損した場合は、3ヶ月以内なら保証してもらえます。
作業状況をしっかり監視しながら、破損の可能性をチェックしておくといいです。
引越しは荷物の紛失もありえる! 貴重品は自分で管理すること
とても大切なこととして、貴重品は絶対にダンボールに入れないようにしてください。
貴重品は、全て自分で運ぶか、貴重品専門の運送業者(金塊や美術品など)を別途契約するようにしましょう。
引越し業者は、保険に入っているのが普通ですが、紛失や盗難に対して全額補償されるとはかぎりません。
他人に預けるものは、もし無くなったとしてもなんとかなるものだけにしてください。