【引越し体験談】一括見積もりで費用を比較!絶対安くしてみせる!
引越し先の和室(養生シートで畳をカバー)
さて、「引越し先」と「引越しする日」が決まったら、次は引越し業者選びです。
今回は「いかに安くすませるか!」がテーマなので、妻と2人で相談して、引越し業者の見積もりをいくつか集めて比較してみようという話になりました。
引越し業者と言えば、テレビCMなどで有名な業者がいろいろ頭に浮かびます。
たとえば、アート引越センターとか、サカイ引越センターとか、引越しの日通やアリさんマークの引越社なんてのもあります…
それらひとつひとつに電話して「見積もりしてください!」とお願いしようかとも思ったんですが、ちょっと面倒くさいですよね?
IT時代に生きる現代人として、スマートなやり方でもありません。
そこで・・・
今回は「引越し侍」という一括見積もりサイトを使ってみました!
今回はこちらの「引越し侍」という一括見積もりのサービスを利用してみることにしました。(提携業者数が一番多かったのでこれにしました)
\TRY NOW/
利用方法はかんたんで、「今住んでいるところの住所」と「これから引越す先の住所」を入力して申し込むだけです。
スマホでも申し込めますし、パソコンで申し込むこともできます。もちろん無料なので安心してください。
実際に使った証拠として、「申込み完了画面」も載せておきますね。
「引越し侍」の申し込み完了画面
特典は時期によって内容が違うみたいなので、ここでは割愛します。
で、一括見積もりに申し込むと・・・
引越し侍に申し込んだあとの流れについて
すぐに次のようなメールが送られてきました。
このメールによると、今回見積もりを出してもらえる引越し業者は「6社」とのこと。(各社の対応可能エリアによって変わってくるようです)
名前を知ってる大手引越し業者「4社」と、あまり聞いたことのない中小の引越し業者「2社」という内訳でした。
- アリさんマークの引越社
- ハート引越センター
- サカイ引越センター
- アート引越センター
- 引越しのプロロ
- 博多引越本舗
引越し侍から送られてきたメールのあとに、それぞれの引越し業者からもすぐに「見積もり依頼を受け付けました!」という趣旨のメールが送られてきました。
そのときのメールを順番に紹介しましょう!
「アリさんマークの引越社」から送られてきたメール
まずは「アリさんマークの引越社」から送られてきたメールから。
いちおう「概算金額」という記載はありますが、こちらが指定している条件とぜんぜん違いますね。家族構成も引越し先も反映されていません。
「詳しくは営業担当よりご案内いたします」とあるので、やはり実際に営業担当者が部屋を見に来てはじめて金額がわかるみたいです。
「ハート引越センター」から送られてきたメール
次に「ハート引越センター」から送られてきたメールです。
「引越し侍」で見積り依頼したのに、「引越し価格ガイド」って書いてありますね。メールの文面を使い回してるのでしょう(笑)
こちらは「基本作業料金273,350円〜」という記載がありますが、もちろん「〜」というのがあるのでこれで確定ってわけではないようです。
約27万円という最低価格を示しておいて、あれこれ条件をつけて40万円くらいに引き上げる作戦かもしれません。
あるいは後でお客さんが値切ってきたときに、「27万円より安くは絶対にできません!」と言えるようにしているのかもしれないですね。
「引越しのプロロ」から送られてきたメール
次に送られてきたのが引越しのプロロさんからのメールです。引越しのプロロという業者があるのを、このときはじめて知りました。
メールの件名に「お見積料金のご案内」とありますが、メール本文には金額の記載は見当たらないようです。
「改めて担当よりご連絡」とあるので、プロロさんについても見積もり担当者に見に来てもらわないと何もわからないということのようです。
「サカイ引越センター」から送られてきたメール
サカイさんも見積もり金額の提示はなしです。
「ご訪問でのお見積の方が宜しいかと思われます」とあるので、こちらも実際に荷物の量など見てからということのようです。
おそらくですが、一人暮らし用の「単身パック」であれば、金額をズバリ教えてもらえるんじゃないでしょうか。
一方で、今回のようにファミリー向けのプランだと、荷物の量を見ないと金額は出せないということなんでしょう。
「アート引越センター」から送られてきたメール
アートさんも同様ですね。具体的な金額は記載されていません。
ちなみに、ここまで5社のメールを見てきましたが、おそらく全部が「自動返信メール」ではないかと思います。
つまり、お客さんが心配しないように、「見積り依頼を受け付けましたよ!」という一報を入れるだけの、コンピュータの自動処理で送信しているメールです。
引越しの費用はいろんな要素で変わってくるので、営業マン(人間)が実際に見に来ないと正確な見積り金額を出せないのは当然といえば当然です。
「博多引越本舗」から送られてきたメール
最後は博多引越本舗さんから送られてきたメールです。
このメールを見た瞬間、「おっ?!」っと思ってしまいました。しっかりと「見積もり書」の形式になってますね。
しかも、金額が「170,640円」とのこと。さっきのハートさんが約27万円だったので、博多引越本舗さんは10万円も安いです。
やはり、中小の引越し業者だと、大手よりも低価格で請け負わざるをえないのかもしれないですね。
(編集注)後日、博多引越本舗の営業マンと価格交渉したところ、今回の条件では精一杯がんばっても「30万円」が限界とのことでした。つまり、このメールに記載されていた「17万円」というのは不正確な金額だったということです。この件については、後ほどくわしくお話しします。
ということで・・・
引越し業者各社の見積もり金額をまとめると…
6社全てのメールを確認した結果を一覧表にまとめてみましょう。
業者名 | 見積もり金額 | 備考 |
---|---|---|
アリさんマークの引越社 | 提示なし |
|
ハート引越センター | (概算)273,350円〜 |
スタンダードプラン、作業員3人 |
引越しのプロロ | 提示なし |
|
サカイ引越センター | 提示なし |
|
アート引越センター | 提示なし |
|
博多引越本舗 | (概算)170,640円 |
3tトラック、作業員3人 |
※今回は一括見積もりサイト「引越し侍」を利用しました。
当然といえば当然ですが、一括見積もりに登録した直後のメールだけでは、正確な見積り金額は出してもらえないことがわかりました。
各社の営業マンに実際に来てもらって、荷物の量など見てもらってはじめて金額が確定するというわけです。
ということで、次のページからは、実際に見積もり担当者と価格交渉したときの話をしていきましょう。
一番最初に電話がかかってきたのはサカイ引越センターさんでした。電話で「見積もり訪問に・・・(次のページへ)