引越し業者相手の価格交渉は強気ですべき? それとも低姿勢ですべき?
強気で交渉すべきかどうかは、相手に合わせてケース・バイ・ケースです。
たとえば、相手が弱気な場合には、強気な態度で交渉するとうまくいくかもしれません。相手の弱気に、こちらの強気がカチッとハマるわけです。
一方で、相手がやたら強気な人の場合には、こちらも強気な態度で接してしまうと、まとまる話もまとまらなくなります。お互いの強気が反発し合うからです。
・・・というのが、交渉ごとの「一般論」ですね。
引越し業界の営業マンの傾向は?
引越し業者の営業マンは、時期によって強気・弱気が変わります。なぜなら、引越し業界は「繁忙期」と「閑散期」がハッキリしているからです。
繁忙期には、「その日は無理です!」などと言って断られてしまうこともあるほど超強気です。こちらが頭を下げて「なんとかお願いします」と弱気で交渉するしかありません。
一方で、閑散期には仕事がないので、やわらかい物腰でいろいろ無理を聞いてくれたりもします。こういう時期なら、こちらも強気で交渉可能です。
というわけで、引越し費用を少しでも安くしたいのであれば、閑散期を狙って引っ越しするのがいいでしょう。会社の転勤などでは難しいと思いますが、もし可能であれば試してみてください。
ちなみに、引越し業界の繁忙期は3月と4月です。
引越し費用を安くするには価格交渉より価格競争が効果的
引越し費用を安くするには、強気・弱気を使い分けながら、がんばって価格交渉するのも悪くはありません。
価格交渉に慣れてる人なら、やってみる価値はあると思います。
ですが、実際のところ、価格交渉以上に効果的なのは、ライバル業者同士に「価格競争」してもらうことです。価格交渉ではなく、価格競争してもらうわけです。
具体的には、複数の引越し業者から見積もりをとって、一番安い業者(あるいは安さとサービス内容のバランスのいい業者)と契約してください。
見積もりを出してもらう際には、「見積もり比較します」と伝えてから見積もりを出してもらいましょう。そうすると、ライバル業者を意識した価格を出さざるをえなくなるからです。
このあたり、詳しい解説は【特集】引越し費用を安くする方法にまとめているので参考にしてください。