<手順2>何万円でできる? 引越し業者に見積もりを依頼する
スケジュールが決まったら、次は「どこの引越し業者にお願いするか?」を決めて、見積もりを依頼しましょう。
引越し業者はいろいろあります。たとえば、アート引越センターとか、サカイ引越センターとか、アリさんマークの引越社なんてのもありますね。
そこで、あなたに質問です!
引越し業者を選ぶとき、あなたは何を基準にして選びますか?
たとえば・・・
- テレビCMで名前を知ってる引越し業者?
- 郵便受けによくチラシが入ってる引越し業者?
- 電話帳に広告がのってる引越し業者?
- 知り合いに教えてもらった引越し業者?
- ネット検索で1番上に出てきた引越し業者?
- 過去に使ったことがある引越し業者?
どうでしょう?
あなたなら、どの判断基準で引越し業者を選びますか?
じつを言うと・・・
お金を損する引越し業者の選び方
今言ったような判断基準で引越し業者を選ぶのは危険です。かなり割高な費用を、知らず知らずのうちに支払わされてしまう恐れがあるからです。
なぜそうなるのか説明しましょう!
たとえば、1つ目の「テレビのCMで見た」という基準で引越し業者を選ぶとします。
見積もりを依頼すると、翌日くらいに営業マンがやってきて、部屋の中の荷物の量などチェック。
トラックのサイズや作業員の人数などをザッと見積もってこう言います。
営業マン「今回の条件でしたら○○万円になります!」
あなた「・・・高いけど、しかたないですね」(しぶしぶ契約)
あなたは、心の中では「高いな」と思いつつも、相手の「言い値」で契約せざるをえません。
なぜなら、営業マンの言う「○○万円」という金額が、相場と比べて高いか安いかわからないからです。
価格交渉したくても、相手を論破するための情報が不足してるわけです。
営業マンは自分が有利な立場にいるのをわかっています。
だから、わざと割高な見積もりを出してきて、「これが限界です!」などと言います。
そして、くやしいことに、私たちはそれに反論できません。
言われるがままの金額で契約するしかなく、余計な費用まで支払わされてしまうというわけです。
同じことが、先ほどの他の判断基準にも当てはまります。
結局のところ、相場価格がわからないことには、価格交渉すらできません。
相手の言い値で契約するしかなく、お金を損してしまうわけです。
これだけは覚えておいてください!
名前を知ってるといった理由だけで引越し業者を選ぶのは危険です。
大切なお金を守るためには、きちんとした根拠のあるやり方で、引越し業者を「厳選」しないといけないんです。
では、具体的にどうすればいいか説明します。
お金を節約できる引越し業者の選び方
結論から言いましょう!
業者の言い値で契約させられないためには、いくつかの引越し業者を比較するのが効果的です。
いわゆる「見積もり比較」というやり方です。
複数の引越し業者に見積もりを出してもらって、サービス内容と費用のバランスのよい業者を選びます。
このような手順を踏めば、少なくともボッタクリみたいな高い費用を支払わされるリスクは避けることができるでしょう。
見積もり比較はビジネスの現場では当たり前だけど…
見積もり比較は、ビジネスの世界では普通に行われています。
資機材を購入するにしても、サービスやシステムを導入するにしても、比較しないで契約することはほとんどないと言っていいでしょう。
ビジネスの現場で必ず見積もり比較するのは、価格を安くするのに効果的だとわかっているからです。
限られた予算で、最大限の利益を出すのに不可欠だからです。
一方で、個人で何かを買うとか、サービスを利用するとなると、見積もり比較せずに決めてしまったりしがちです。
おそらく、見積もりを比較するのが「めんどくさい」からかもしれません。
あるいは、たとえばスーパーで大根を買うのに、こっちで120円のものがあっちで100円になったところで、金銭的な痛みが少ないからかもしれません。
ですが、考えてみてください。引越しにかかる費用は、スーパーで大根を買うのとは違いますよね?
荷物の量や移動距離によりますが、30万円とか、50万円とか支払わされるケースもありえる世界です。金額が大きいので、めんどくさいなんて言ってる場合じゃありません。
たとえば、こちらの引越し事例では、千葉県市川市から浦安市のわずか10km程度の引越しで、30万円を請求されています。
こういったケースでも、見積もり比較をしていれば、価格交渉して半額くらいに引き下げることができたりします。
つまり30万円が15万円になったりするわけです。
そんなことありえるの? …って思うかもしれないですが、嘘じゃないです。本当です。
引越し費用は特に見積もり比較が効果的
引越しには「定価」がないので、営業マンの考え方しだいで金額が大きく違ってきます。
たとえば、ノルマを達成するのに必死な営業マンがいるとしましょう。この人は、かなり大きめの金額をふっかけてくるかもしれません。
一方で、ライバル業者にお客さんを奪われないことを優先する営業マンなら、利益ギリギリで安い金額を提示してくることもありえます。
この差が2倍とか3倍とか、金額にして数十万単位の違いになったりします。
だからこそ、引越し業者を選ぶときには見積もり比較しなくちゃダメなんです。
あなたの大切なお金は、あなたが自分で守らないといけません。
めんどくさいとか言わないで、複数の引越し業者に見積もりを出してもらいましょう。そして、適正価格と思われる金額で契約しましょう。
営業マンのノルマ達成をお手伝いするために、余計な費用まで支払わされるなんてバカバカしいです。くれぐれも気をつけてください。
ちなみに・・・
一括見積もりなら手っ取り早くて便利
見積もり比較するには「一括見積もり」のサイトを利用すると便利です。
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現住所と引越し先の住所を入力すると、最大10社の見積もりを比較することができます。とにかく手っ取り早くて便利です。
もちろん無料で利用できるので、よかったら使ってみてください。
ということで、ここまでの内容をまとめましょう。
引越し業者に見積もりを依頼する方法のまとめ
まず、テレビCMで名前を聞いたことがあるといった安易な理由で、引越し業者を選ぶのはやめてください。損する危険性があります。
必ず複数の引越し業者から見積もりを集めて比較してください。見積もり比較は、商品やサービスを安く手に入れるための常識です。
見積もりを集めるのがめんどくさいですが、一括見積もりを利用すれば手っ取り早くて便利です。具体的にはこちらを使ってみてください。
以上のことを頭に入れておけば、適正価格で、あるいはもっと安く引っ越しすることができるはずです。