【引越し体験談3-2】ダメ元で安くならないか聞いてみること
ところが、アート引越センターから提示された額は30万近かったのです。思ったより10万近く高く驚きました。
お安くなりませんかとお願いしたけどダメでした。担当者の人はスーツでビシッときめた感じの人でした。引越し作業はやっていなくて営業専門の人なのかなと思いました。
とりあえず、保留ということにしました。
午後になってアリさんマークの引越社の人が来ました。アート引越センターの人とは違って、引越し作業もやっている人のような印象を受けました。
そこで提示された金額は22万ほどでした。
まあいいかなと思ったけれど、思い切って15万円になりませんかと言ってみました。えーっとは言われましたが、上司に相談してみますとのことで、携帯電話で連絡をとっていました。
そしてなんと了解してもらえたのです!
ただし、条件があって、この場で即決するなら15万円でOKということでした。引越しのサカイがまだだけど、思い切ってここで決めました。
私の決断を後押ししたのは、この見積もり日が大雪だったことです。これまでになく雪が降り積もり、午後にはピークを迎えていました。そんな中来てくれていたという情もありました。
引越し費用を安くするには、思い切って「安くなりませんか?」と聞いてみること。交渉する姿勢を見せないと安くしてもらえない。「15万円になりませんか?」など、具体的な数字を出すのも効果的。
引越社のコースは、荷造り荷解きを自分で行うというものでした。50個の小、大ダンボール、布団袋、食器をつつむ緩衝材がもらえます。
荷造りはなかなか大変な作業でした。思ったよりものが多くて、いるものいらないものを分けるのに時間がかかります。最後の方はとりあえずすべてをダンボールに詰めていました。
マジックで何が入っているか書くのだけど、何に分類するかが分からなくなって、雑貨と書いた箱にいろんなものが入ってしまい、後で出すときに苦労しました。
もう少し早く断捨離をしておくべきだったと思います。結局ダンボールは50個ではおさまらず、20個くらい追加してもらいました。
荷造りは時間がかかるもの。なるべく早めに断捨離を進めていき、荷物を減らしておくとよい。
あと、引越しをするにあたって悩んだのが婚礼家具です。両親の気持ちがこもったものでしたが、新居にはクローゼットが完備されているため、実家に送り返すことにしました。
これもクロネコヤマトで10万円くらい送料がかかりました。鏡台だけは寝室に収まるので持って行くことにしました。
ちなみに婚礼家具は今は売れないらしく、リサイクルショップに聞いたところ、逆にお金を払わなくてはいけないところが多かったです。そういう時代なんですね。
引越し前日に、ひと騒ぎありました。そのとき洗濯機につないでいるホースを水道の蛇口から抜くのに水道を止めようとしていました。
しかし、水道の取っ手をひねっても長年さわっていないせいかびくとも動きません。旦那にやってもらっても動かず、何を思ったか旦那がホースを引き抜いてしまったんです。
すると大きな音がして水がダーッと噴き出してしまいました。慌てて水道屋に電話したら、外にある元栓を閉めれば大丈夫ですよと落ち着いた対応。
パニックになってまわりが見えなくなってしまっていました。
当日になって引越し屋さんが・・・(次のページに続く)