<手順6>引越しでいちばん大変なお片づけ!コツコツと荷造りをする
引越しで一番大変な作業は、やはり「荷造り」ではないかと思います。とても時間がかかって、めんどくさいので、早め早めに準備した方がいいですね。
このページでは、荷造りをスムーズに進めるためのポイントを5つご紹介しておきます。
荷造りするにはいろいろな道具が必要になってきます。
代表的なものを以下にリストアップしておきます。足りないものがないかチェックして、不足しているものは早めにそろえておきましょう。
ダンボール | 引越し業者に頼めば無料でもらえる |
---|---|
ガムテープ | 布テープが使いやすい |
ビニール紐(ひも) | 用意しておくと何かと便利です |
カッター&はさみ | 家にない場合は買っておきましょう |
油性ペン | 太字で目立つ字が書けるものがよい |
雑巾(ぞうきん) | 古いタオルや古いシャツなど |
アルコール除菌スプレー | 水回り、電化製品の掃除に役立つ |
新聞紙 | 緩衝材として使用 |
セロテープ、ビニールテープ | 包装の止め、配線の目印など |
ビニール袋 | ちょっとした分類用、液体関係の梱包用 |
軍手 | ダンボールの縁で手を切ったりすることがあるので用意した方がいいです |
ちなみに、通販でも「引越しセット」として販売してたりします。
道具がなにもない場合には、利用してみてもいいかもしれません。
荷造りを開始すると、すぐに部屋の中がグチャグチャに散らかってしまいます。
しかし、散らかったままでは作業効率が悪くなるので、常に、作業スペースを確保する意識で片付けながら作業することが大切です。
- 部屋の入り口から離れた箇所から片付ける
- 不要品はどんどん捨てる
- ダンボールは部屋の隅にまとめて置く
部屋の片付けは、奥の方からすすめていきましょう。
というのも、入口付近から片付けを始めてしまうと、入口付近がゴチャゴチャと散らかってしまって、部屋の出入りが大変になってしまうからです。
部屋の奥側を優先的に片付けて、入り口が散らからないようにしてください。
引越しは不用品を整理する絶好の機会。押し入れの奥に仕舞い込んでいたものなど、この際どんどん捨ててください。
捨てるかどうか悩むものは「捨てる」という判断で大丈夫。とにかく、どんどん捨ててしまいましょう。
荷物を減らすと、それだけダンボールの数を減らせます。引越し費用の節約にもつながるので、とにかく捨てることが大切です。
一般論で言えば、「思い出の品」以外は捨ててしまって大丈夫です。なぜなら、仮に捨てたあとで必要になっても、新しく買えばいいだけの話だからです。
荷物が減ると気持ちもスッキリするので、どんどん捨ててしまってください。
本などの重たいものは、小さなダンボールに入れましょう。なぜなら、大きなダンボールに入れると、重たすぎて、運送業者の作業員さんが大変だからです。
逆に、衣服などの軽いものは、大きなダンボールにまとめて入れてしまって大丈夫です。
小さい方のダンボールを上手に使うことが、上手に荷造りするポイントです。小さいダンボールは、引越し業者さんから最初にもらえる個数が少なめだったりするからです。
不要な本などはブックオフなどで処分してしまって、重たいものの数量を減らすようにしましょう。
食器は運搬中に割れやすいので、しっかり梱包しておくことが大切です。
- 食器は一枚ずつ梱包・・・めんどくさがらないことが大切
- 食器は立てて入れる・・・平積みは割れる原因
- 緩衝材を適度にはさみ込む・・・食器と食器の間に新聞紙などを入れる
お皿やコップなどは、一枚一枚、一個一個を梱包するようにしてください。めんどくさがらないことがポイントです。
手をかければかけるほど、割れるリスクを減らすことができます。
ダンボールに入れる「入れ方」にもコツがあって、平積みにしないことが大切です。
平積みにすると、下に置いたお皿などに重みが集中してしまって、割れる原因になってしまうからです。絶対に重ねないで、立てて入れるようにしてください。
CDなどのプラスチックケースも割れやすいので、立てて入れるようにしましょう。
あとは、とにかく緩衝材をケチらずに使うということが大切です。緩衝材というのは「新聞紙」とか、「タオル」とかで大丈夫です。
ケチらずにいっぱい入れるようにしてください。
荷造りをするときには、「荷解きの作業効率」も考えておきたいです。
なぜなら、引っ越した先で「このダンボール何だっけ?」となって、必要なものがすぐに見つからないことがよくあるからです。
しかも、何がどこに入っているのかわからないと、ダンボールから出したものを収納するときにゴチャゴチャしてしまう原因にもなります。
せっかくの新居が、いきなりゴチャゴチャしてしまうわけです。
こうならないためにも、「荷造り」の段階で「荷解き」のことも考えて、ダンボールの中身をきちんと管理しておくことが大切になります。
- ダンボールに番号を付ける・・・「母−3」「たけし−2」
- ダンボールごとにジャンル分け・・・「食器」「すぐ使うもの」
- ざっくりしたメモを残す・・・自分が分かればいいレベルのメモ
荷造りは大変な作業ですが、思い出の品が出てきたりして、楽しい作業でもあります。また、荷物がまとまっていく「達成感」も、引越しならではの楽しみです。
いい機会ですし、楽しみながら荷造りをしてみてください。